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人々の生活を支える、四国ガスにしかできない仕事

  • 四国ガス株式会社
  • 2023.02.13
  • 愛媛県今治市、松山市、香川県高松市他

「ガスは、日々の生活に欠かせないものですし、すごく身近なものですが、安心安全にガスを使っていただくには様々な努力が必要です。その分、責任も大きい仕事ですが、そこにやりがいを感じています」

電気・ガス・水道等のインフラ産業は、人々の生活にとても身近で、欠かすことができないものだ。使えることが当たり前過ぎるが故に有り難みを忘れがちになるが、自然災害等で利用できない状況になると、インフラと生活の結びつきの強さを実感する。また、自然災害が多い日本において、安定した供給が行われるインフラ産業は、不断の努力を重ねる“人”がいて成り立っている。四国で都市ガスの事業を行う唯一の企業が四国ガスであり、四国ガスにしかできない仕事で、四国の人々の生活を支えている。今回、四国ガスで働く3人の社員の方に、四国ガスでの日々の業務や、四国ガスに入社を決めた背景、将来のキャリア等について話を聞いた。

 

〈インタビュー相手〉

宮本 智也(みやもと ともや)さん: 四国ガス株式会社 高松支店 供給設備グループ。岡山県津山市出身。愛媛県の大学を卒業後、新卒で四国ガスに入社。

服藤 貴大(はらふじ たかひろ)さん: 四国ガス株式会社 高松支店 業務グループ。愛媛県今治市出身。大分県の大学を卒業後、新卒で四国ガスに入社。

今城 知紀(いまじょう ともき)さん: 四国ガス株式会社 高松支店 リビング営業グループ。愛媛県松山市出身。岡山県の大学を卒業後、新卒で四国ガスに入社。

 

(インタビュー中の宮本さん(右)・服藤さん(中)・今城さん(左))

(インタビュー中の宮本さん(右)・服藤さん(中)・今城さん(左))

 

――3人が四国で働くこと、四国ガスで働くことを決めた背景

岡山県津山市出身で愛媛の大学に進学し、そのまま四国で働くことを選択した宮本さん。愛媛県今治市出身で大分の大学に進学し、四国へUターンして働くことを選択した服藤さん。愛媛県松山市出身で、岡山の大学に進学し、四国へUターンして働くことを選択した今城さん。それぞれが働く上で何を大切にしたいかを考えた結果、四国で働くこと、四国ガスで働くことが1番自分に合った選択だったという。

宮本:高校までは地元の津山におり、愛媛の大学に進学して四国に住み始めました。大学は工学部電気電子工学科で電気系の勉強をしていました。学生時代はやりたい仕事についてあまり考えていなかったんですが、漠然と営業職よりは技術職で、安定したインフラ企業に入りたいという考えがありました。安定して長く働けると感じたのが理由です。就職活動ではインフラ系の企業を中心に、岡山出身で愛媛の大学だったので、中四国の企業を中心に受けましたね。愛媛で大学生活を送って、四国の住みやすさや人の温かさを肌で感じ、四国での就職はポジティブに考えていました。岡山の中でも津山はかなり田舎なので、愛媛の方が住みやすいなと。都会は満員電車が大変そうですし、四国は生活に不便もなくちょうどいい、自分に合う環境だと感じていました。

服藤:高校卒業まで地元の今治に住んでいました。大分の大学の経済学部に進学し、就職で四国にUターンした形になります。学生時代から将来就きたい職業があまり固まっていなかったんですが、長く勤められて健康に留意しながら働ける仕事、事務や営業の仕事を漠然と考えていました。自分が仕事をしたことを日常生活の中で感じられる仕事が良いとも考えていましたね。就職活動時は今ほど情報が多くなかったんですが、日本に天然ガスが埋蔵されている可能性について報道が出ていた頃だったので、インフラ企業の中でガス事業への関心が高まりました。将来的に地元に帰りたいと考えていたので、中四国の企業を中心に愛媛に事業所がある企業を受けました。今治ということで造船業等も考えたのですが、まだまだ世間を知らない中で22歳から定年まで一生今治で過ごすのもどうなのかという想いもあり、県庁所在地を主とした場所で勤務できる四国ガスが最も希望に合致していました。大学時代に都会に行った際、都会で定年まで満員電車に揺られながら働いて生活することの不安も大きくなり、都会の暮らしは華やかではありつつも、その華やかさを自分は求めているのだろうかと思うようになりました。車が好きなんですが、車を持つことも一生ないかもしれません。慣れ親しんだ土地で暮らして、自分の好きな車に乗って、たまに旅行で都会に行くので十分じゃないかなと。

今城:高校卒業まで松山におり、岡山の大学に進学し、就職で四国にUターンしました。大学では工学部物質応用化学科で化学を専攻していました。高校生までは、何となく松山で就職して普通のサラリーマンとして暮らすイメージがあったんですが、県外に出ていろいろ選択肢が広がりました。都会で働くこともひとつの選択肢で、化学メーカーや商社や環境分野の仕事に応募したり、一方で安定したインフラ企業も選択肢のひとつに考えていました。自分の好きな役割というか価値観として、縁の下の力持ちのような役割を社会の中で担えればと考えていて、人々の生活を支える仕事に就きたいと考えていました。就職活動中に地元企業を受けるタイミングで実家に帰ると、親は地元企業で働いてほしいという想いを持っていましたね。松山の会社だと選択肢が少ないので、松山に事業所があれば転勤で帰って来られるという考えでいくつか受けていました。全国転勤の企業は不安要素が大きかったので、あまり受けませんでしたね。私も地方の県庁所在地ぐらいの大きさの街しか住んだことがないので、都会の生活がイメージに合わない感じはしていて、人とのつながりやすさ等、知った土地で働くメリットもあると考えていました。

 

(宮本さん(左)・今城さん(中)・服藤さん(右)ー四国ガスの高松支店の社屋前)

(宮本さん(左)・今城さん(中)・服藤さん(右)ー四国ガスの高松支店の社屋前)

 

――日々の生活に欠かせないガスを、安心安全に使うために不可欠な仕事

生活に欠かすことができないインフラであるガスは非常に身近なものだが、安心安全にガスを使うために、四国ガスの社員は日々様々な業務に取り組む。宮本さん・服藤さん・今城さんはそれぞれ異なる役割を担いながら、人々の生活インフラであるガスが安心安全に供給される当たり前の日常を守り続けている。

宮本:入社後最初に担当したのは、本支管工事という都市ガスが埋設されてないエリアに新しいガス管を埋設したり、道路に埋設されている古くなったガス管を新しいものに取り替えたりする工事の設計や施工管理の業務でした。その後は、維持管理業務という、先ほどのガス管の点検や修繕、また工場でつくられた高い圧力のガスを一般家庭で使用できる低い圧力に調整する整圧器という機械の点検や整備を担当しました。昨年から業務が変わり、新築の戸建て住宅のガス工事の施工管理を担当しています。営業担当が戸建住宅にガスを敷設する案件を受注し、住宅の竣工までにガスの設計・施工を行います。年間60~70件ぐらい担当しますね。

入社してから最も印象に残っている仕事は、2018年に大阪府北部地震が起き、大阪ガスさんの区域内で十数万件のお客様が被災され、ガスが一時的に使えない状態になってしまい、その復旧応援でガスの開栓部隊として行った現地対応です。作業の度に、「四国からわざわざ来てくれてありがとう」と本当に温かい言葉をたくさんいただいて、改めてこの仕事をやっていて良かったと思いました。四国ガスからは10人程が約1週間大阪で作業し、全国からも同じように都市ガスの会社が応援に駆けつけました。東日本大震災の際は、さらに多くの人数で1ヶ月ほど現地に滞在していたと聞いています。現地はブロック塀やガスメーターが倒れていて想像以上に凄惨な状況でした。四国ガス以外の会社の仕事の仕方を見て学びにもなりましたし、もし災害等で支援が必要になった場合にはお力添えしたいです。

ガスは、日々の生活に欠かせないものですし、すごく身近なものですが、安心安全にガスを使っていただくには様々な努力が必要です。その分責任も大きい仕事ですが、そこにやりがいを感じています。技術の仕事に限っても様々な業務があり、入社後いろいろな仕事にチャレンジできるので、新しい仕事に臆せずいろいろチャレンジできる方が向いている環境かなと思います。

 

(お話を伺った宮本さん)

(お話を伺った宮本さん)

 

服藤:入社後、最初は業務グループ(一般的には総務)で資材業務を担当した後、プロパンガスから都市ガスへの切り替えの営業(個人宅への飛び込み営業)を担当し、工事を担当するグループ会社の四国ガス産業に出向し、現在は再度資材業務を担当しています。営業から案件を受け、ガス器具やガスメーターや工事材料をメーカーや商社から調達したり、工事会社に支給部材を出庫したり、ガスメーターは10年に1回検定の満期を迎えるのでその管理をしたり等です。最初に配属された際には資材しか担当したことがない状態でしたが、10年で営業や工事現場のことも理解した立場で仕事ができるようになっています。高松に7年住んで、営業の業務等を通じて地下の水路や土地の状況も知っているので、工事の設計を見て事前に準備ができたり、イレギュラーなことにも柔軟に対応できるようになっていると思います。営業をしていた際も、資材で取り扱っている部材が事前に頭に入っていたので、複数の仕事を経験することによって他の業務にフィードバックができていますね。

印象に残っているのは、2年目に資材担当をしていた際に、クレーンを使用した作業において労働災害が発生したことですね。幸い当該職員は軽い怪我で済んだのですが、その経験から、資材の業務でも営業で工事に関わる際も、安全第一をより強く徹底するよう意識が変わった出来事でした。ガス会社では、ガスの事故が多く起きているわけではないですが、災害時などに危険が起こりうる会社で勤めているという意識を2年目の自分が身をもって体験したので、普段の業務でも意識を高く持ち、後輩にも自分が経験したことを伝えるようにしています。そこから、倉庫業務で起きるケーススタディを学んだり、物理について学び直したり、漠然と危ないと思うだけでなく業務を見つめ直すことができ、自分の知識を高めるきっかけとなった出来事でした。

四国で都市ガスに関わる仕事ができるのは四国ガスだけですから、自分たちだけしかできない仕事ができているというところにやりがいを感じますね。様々な部門と関わりながら仕事をするので、専門知識を深めながらも人とのコミュニケーションを大切にする方が合っていると思います。

 

(お話を伺った服藤さん)

(お話を伺った服藤さん)

 

今城:入社してから一貫して営業を担当しています。最初は、先ほども服藤の話に出た、都市ガスへの切り替えの営業を担当し、既にご利用中のお客様がガスをより多く利用していただく業務やお客様のアフターフォローを行う業務を経て、現在は先ほど宮本が話していた新築住宅へのガス敷設の営業を担当しています。ハウスメーカー等に営業し、新築が建つ案件をいただき、宮本の部署に工事を引き継ぐ役割ですね。入社の際には技術系と事務系を分けて採用しているわけではないのですが、理系の自分はガスの維持管理等に関わっていくと思っていて、営業を担当するとは思っていませんでした。

印象に残っている仕事でいうと、今は営業と工事は担当が分かれるんですが、以前は営業が工事の現場管理まで担当し、成約から工事完了まで全行程を担当していました。最後に引き渡しでガスが使えるようになったときに「本当にありがとう」と言っていただいたり、「今城さんやから都市ガスにしようかなと思ったんよ」というお客様の声をもらったことはとても印象に残っていますね。

四国ガスは歴史のある会社で、都市ガスを使っていただいているお客様から、「四国ガスさんってどの人が対応してもすごくよく対応してくれるね」という声をよくいただきます。それは僕らだけでなく諸先輩方が築いてきた信頼があって、その上で今仕事ができているところがあるので、それを崩さないよう気を引き締めて仕事ができるところにやりがいを感じます。

 

(お話を伺った今城さん)

(お話を伺った今城さん)

 

――四国ガスの働く環境、働き始めて感じる四国の生活環境

それぞれの想いを持って四国で働くこと、四国ガスで働くことを選択した3人は、現在の四国ガスの環境や社風、そして社会人として暮らす四国の環境について、どのように感じているか、話を聞いた。

宮本:インフラの会社なので、入社前は堅い役所のようなイメージを持っていたんですが、全くそういう雰囲気はなく、接しやすく温かい職場で良かったなと思っています。四国自体も、来たときから住みやすさや人の温かさを感じたり、生活に困らない利便性や交通アクセス等もちょうどいい都市の感じで、個人的にはとても住みやすいです。

服藤:インフラ企業らしく安定して長く勤めている方が多く、事前に想像していた通りだと感じました。あと、宮本の話にもありましたが、四国が住みやすいというのはすごくあると思います。高松に限るかもしれませんが、台風も雨も少なく天候が良いですし、交通の便も車があれば困ることはないですし。宮本もそうですが、県外から四国に進学した方って、相当数四国に残っているんじゃないかと思います。四国の良さは体感してもらえたらポジティブに捉えてもらえると思います。

今城:就活していた頃のサラリーマンのイメージは、スーツを着てオフィスのデスクで仕事をするというものだったんですが、入社してフロアを見渡すとみなさん作業着を着ていたんですよね。現場に行ってどろどろで帰ってくるのは、最初は少しびっくりしました。社風としては、素直な方、優しい方が多い印象ですね。あと、専門性を突き詰めるよりも、考えながら行動して実行する人が合っていると思います。四国はいい意味で田舎で、人との距離が近いのはとてもいいことだと思います。高校生の頃に自転車圏で活動していた頃と比べ、今は車があり生活スタイルも変わったので、社会人になって四国で暮らす方が何倍も楽しく、マイナスなイメージは全くないです。

 

(四国ガスの工場の風景)

(四国ガスの工場の風景)

 

――これからチャレンジしたい業務や将来のキャリアビジョン

最後に、四国ガスで今後チャレンジしたい業務や将来のキャリアビジョンについて、3人に話を聞いた。

宮本:入社以来ずっと技術系の仕事に携わっているので、今後もこの経験を活かして技術系の仕事を極めていきたいと思っています。経験していない業務でいうと、工場での業務や、ガス漏れの対応等の業務があり、未経験の業務は経験してみたい想いがあります。自分はお客様と話して営業して案件をとるよりも、技術の仕事に適性があると思うので、その仕事を深めていきたいです。四国ガスは地域に密着した会社なので、今後もお客様に選択され、様々な業務で感謝されるような仕事をやっていきたいと思っています。将来的には、後輩から目標とされるような人間になりたいと思いますね。そのために今までよりも多くの経験や知識を積んで、何かあったときに頼ってもらえるような人間になりたいと思います。

服藤:自分の入社後のキャリアの過半数を資材業務が占めたわけですが、最初の3年間資材を経験して営業に異動した時点では、再度資材業務を担当することは全くビジョンの中になくて。今再度資材の業務を担当する中で、他の業務を経験してから資材に戻ってきたことでかなり見え方も変わってきたので、今後は今の支店資材から本店の資材管理を担当できたらと考えています。資材に関してはかなり自信を持っていて、役職がない中で資材業務の経験を持っているのは自分だと思っているので、その知識や経験を最も活かせる、自分が自信を持てるところで仕事に向き合えたらと考えています。将来的には役職等も持ち、所属するチームの精神的支柱のような存在になりたいですね。そのために知識の向上やマネジメント能力を磨いて業務に励みたいです。

大きな話でいうと、エネルギーを通じて、お客様のCO2削減やカーボンニュートラルの推進に貢献し、四国地域の発展に寄与できればと思います。自分ひとりの力で成し遂げられるわけではないのですが、推進していくことで四国に投資しやすい環境が生まれたり、四国で働く人やお客様の売上が増えたり、延いては四国ガスの売上にもつながっていくと思うので、自分が携われる限りはそうした環境課題にも尽力できればと考えています。

今城:今年初めて新築営業の担当になったので、まずはその業務を極めたいという想いがあります。その先には中期計画の中にガス以外の新規事業等が位置づけられているので、ガス以外で地域とのタイアップ等で四国を盛り上げていく業務にも挑戦してみたいです。営業で企業様を訪問する中で、ガスという領域をもっと大きく広げて連携して四国を盛り上げていくことに可能性を感じたんです。ガスで人々の生活を支えていくことは大前提として、さらにステップアップして四国ガスが何かの先陣を切って四国を引っ張っていくことができれば理想ですね。ガスの分野では、大手がやったから自分たちもやるという流れはあるんですが、四国ガスが先陣を切った取り組みが全国のガス会社に採用されるような事例ができても良いと思っています。ガス以外の分野でも、四国ガスが最初にやったという事例があれば、チャレンジできる会社という印象も生まれると思うので。自分自身としては、実績や経験値がまだまだ少ないと感じているのでそれを積み上げ、経験を積めば後輩から相談等を受ける機会も増えると思うので、そこに対応できる能力も身につけることを目標にしています。

 

 

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制作:四国経済連合会
取材:一般社団法人四国若者会議

 

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