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多様な選択肢の“いいとこ取り”を実現する働き方

  • 株式会社タダノ(企画スタッフ職)
  • 2018.05.21〜
  • 香川県高松市他

「おもしろそうな仕事だけど、給与が少しなぁ」
「地元にUターンしたいけど、海外と関わりのある仕事も捨てがたい」
「子育てを地方でしたいけど、仕事のやりがいも高く保ちたいな」

誰しもが頭を悩ませる、大きな選択である「仕事」「働き方」。
業務内容/給与/勤務地/勤務時間/人間関係……優先する要素は人それぞれで、選択肢は多様だ。新卒や転職で仕事を選ぶ際、何を大切にして選択するのか。大きなライフイベントを経験し、優先順位が変化した際、今の仕事を続けるのか否か。

タダノの企画スタッフ職の働き方は、一言で言うと、多様な選択肢の“いいとこ取り”を実現できる働き方だと思う。
タダノは、香川県高松市に本社を置き、14ヵ国に拠点を展開する世界トップクラスの建設用クレーンメーカーだ。そんなタダノの企画スタッフ職として、経理部で働く濱脇さんと渥美さん。濱脇さんは証券会社・監査法人、渥美さんはITベンチャー企業、それぞれ東京での勤務を経てタダノに入社した。

 

(企画スタッフ職として経理部で働く濱脇さん(写真左)と渥美さん(写真右))

 

-現在の業務について

濱脇
「入社当初は決算業務を担当し、今は税務を担当しています。グローバルベースでの各国との2国間租税条約の対応、出向社員の給与の取り扱いや契約、各国のグループ会社で異なる会計システムの統一や連携作業等を行っています。最近はM&A絡みの案件も多いですね。元々は証券会社や監査法人で金融関連のコンサルティングをしていました。具体的には、金融商品の時価変動について、実際の数値としてのインパクトとその発生確率の計算ロジックを考案する仕事です。一方、経理や税務の仕事は、法律・判例等に則りながら弊社の対応を決めていきます。決まっていないものを考える仕事、決まっているルールに当て込めていく仕事と、そこが業務として大きく違いますが、どちらもそれぞれにおもしろさがありますね」

渥美
「実は入社してまだ8ヶ月目で、先日、税務担当(濱脇さんと同じ)に決まりました。元々経理職の経験はなく、前職ではIT企業のカスタマーセンターでお客様のトラブルを解消するための業務を主にしていました。全くの未経験の業種への転職となりましたが、税務という重要なポジションを任せていただき、現在は税金計算の仕組みやフローを理解するために勉強しています」

 

(経理業務に取り組む濱脇さんの職場の風景)

 

-香川という環境の暮らしやすさ、生活のしやすさ

濱脇さんは、結婚相手が香川県出身でご自身は愛媛県出身。東京から四国にUターンする際、香川に戻るか愛媛に戻るか、選択の必要があったと語る。一方の渥美さんは、四国に地縁がない埼玉県生まれ・関東育ち。背景の異なる2人が共通して感じたのは、香川の「暮らしやすさ・生活のしやすさ」だった。

濱脇
「タダノに入社するいちばんのきっかけは結婚です。『子育てを地元で行いたい』という妻の意向があり、Uターンを視野に入れようという話になりました。また、私の実家では祖父母の介護が必要で、父母に介護の疲れが出てきていました。実家の父母・祖父母が年を取っていく姿を見て、このまま東京で生活をして良いのかという漠然とした不安を感じていました。私の両親は愛媛に帰って来てほしい、妻の両親は子育てを考えて香川に帰って来てほしい、という板挟みの状態になり、どこに自分の生活の拠点を置くか非常に悩みました。最終的には、私の両親が『これからの自分たちの生活を優先したら良いのでは』という話をしてくれ、香川で転職するという形になりました。
転職に際しては、これまでずっと携わってきた金融機関も選択肢にありましたが、新しい業種に挑戦して自分の経験・幅を広げながら会社に価値を提供していきたいと思い、タダノを選びました」

渥美
「今後、どのように過ごしていきたいのか、自分にとっての豊かな生活とは何かを考える中で、30代以降、地方に住むことを視野に入れていました。東京は住居費や食費などの生活費で非常にコストがかかります。豊かな生活の要素のひとつとしてお金の面から考えたときに、収入は会社が決めますので管理はできませんが、コストなら自分で管理することができます。有給休暇等を使って色々な地方に行き、数日間実際に現地で生活し、移住後の生活をイメージしていました。その中で、香川はまちの人たちの優しさ、生活の流れ・空気の流れ・時間の流れがとても魅力的でした。それはタダノの社風にも出ているのかなと思います。個人の時間を尊重し、それぞれの生活を大切にしているなと、社員の方との会話やノー残業デー等の取り組みからも感じ取ることができます。また香川には、きれいな海や山が残っています。そのようなところで生活したい、子どもができたらそのようなところで育っていってほしいという想いもあって、香川はとても魅力的でした」

 

(タダノの本社の風景=香川県高松市)

 

-東京と香川、仕事の仕方に違いはない

濱脇
「東京と香川で、仕事の仕方に違いはないと思います。メールやテレビ会議でやりとりをしますので、その部分で東京と地方の違いはあまり感じません。また、情報収集のしやすさについても、インターネットやIT環境が発展してきたことによって、地方と東京・都会の差は以前よりは埋まってきていると思います。都会じゃないとできないことが少なくなってきたと思います」

渥美
「全く同意見です。どんな仕事もインターネットを通して進めていきますし、生活についてもインターネットを利用しますし、その他のインフラも整っています。ただ、人が少ないので、どうしても高松駅や瓦町駅といった主要駅を外れると差があります。例えば、居酒屋が少ないなとは思いますね。終業後に流れで飲みに行こうと思っても、高松の中心市街地に移動しないといけないので……。一方、まちの日常に溶け込んだ個人店を見つけるうれしさがあるのは、地方ならではだと思います」

 

(テレビ会議も、直接のコミュニケーションも、両方を大切にしながら業務に取り組む)

 

-「グローバル」な会社で働くこと、海外を感じるとき

タダノの特色のひとつとして、香川に拠点を置きながら世界トップクラスのクレーンメーカーとして事業を展開する、「地方×グローバル」な事業内容が挙げられる。グローバルな事業は、ひとりひとりの社員の業務に、どのように影響を与えているのだろうか。

濱脇
「経理の業務では、連結決算を行う際に海外から情報を収集し、取りまとめます。例えば、租税条約対応等をしている場合は、グローバルな海外とのやりとりを感じます。タダノが税制面において連結で最も良い形にするためにこの租税条約を適用したいと考えた際、日本の考えでは最も効率的なやり方でも、現地の商習慣に馴染まない場合があります。また、文化の違いから、仕事に関しての考え方自体に違いを感じることもあります。例えば海外では残業をする人は能力が低いと捉えられるところがあります。そうした違いを実務にどう落とし込んでいくか、試行錯誤する中で、タダノでグローバルな仕事をしていると強く感じます」

渥美
「海外の方の人間味を感じたときにグローバルだなと感じます。以前、タイのグループ会社における会計システムのトラブル対応にあたりました。単純な作業でも、うまく伝わらない難しさがあります。相手のことやお互いの状況を考えながら外国語でやりとりする中で、グローバルな会社に来たと感じました」

濱脇
「各国の金融規制であったり、各国で働く人の仕事の価値観であったり、それぞれ国ごとに難しさがあると思います。例えば、タイから日本に送金するには高い税率で源泉所得税がかかってきます。ドイツは雇用契約が厳格で、事前に決めた業務の範囲を超えてしまうと契約違反で罰せられてしまいます。私たち日本人の文化・考え方が、『法律違反だ』と言われてしまうこともあります。仕事の考え方、規制や商習慣が日本と大きく違う国と仕事をする際には、難しさを感じます」

 

(あああ)

 

(世界各地の建設現場で活躍するタダノのクレーン)

 

-海外も国内も、管理部も事業部も、未来に広がる多様なキャリアの選択肢

濱脇
「これからのキャリアについては、ひとつは財務関係の業務として、タダノの財務のリスク管理のレベルを上げることに貢献したいという想いがあります。また、経理業務の全体の流れを把握するために、支店やグループ会社等に出向し、そこでの業務や課題を実感したいとも考えています」

渥美
「タダノとして税金を納めるという社会的責任のある仕事を、一日でも早く担うのが直近の目標です。経理は、会計や税金等過去の数字を扱う部門なので、タダノがどういう企業活動を行ってきたのかが分かります。そこを把握した上で、いずれは企業の数字をつくる企画側の部署に行きたいと思っています。また、海外の文化や風習、人と触れたいと思っているので、海外関連の事業部に行きたいという想いもあります。今後、海外に対する重要性はますます高まっていきます。売上高の海外売上比率8割を目指していますが、その実現に貢献していきたいと思っています」

 

(経理業務に取り組む渥美さんの職場の風景)

 

-自分の価値を最大限に発揮できる場所が、香川にある

管理部門の業務は、各社が同じ部門を有し、個々の企業間での差異は小さいように感じられる。その中で、なぜタダノで働くのか。

世界を相手にするタダノの管理部門の業務は、非常に高度だ。その役割を、香川のわずか数十名の人材が担っている。管理部門の人材として、最高難度の業務に携わり、自分の価値を高められる。そんな環境が、東京ではなく、香川にある。

渥美
「経理部の業務はやはり高度であり、責任を伴うものです。また、それらを担う同僚や上司の能力は非常に高いと感じています。みな職務を全うするために、努力し、実践の中でスキルアップしながら仕事をされていて、私自身、早くそのレベルまで達しなければと思っています」

 

-「人を大切にする」会社

そして、タダノで働くもうひとつの理由、それはタダノの社風だろう。

濱脇
「同業他社と、業務面での違いはそれほどないと思います。一方、それぞれの会社の雰囲気というのは全然違うと思います。私がタダノで感じるのは、『すごく社員を大切にしている』という雰囲気です。夏の花火大会に納涼船を貸し切って見に行く等、社員同士が交流できるイベントが充実していますし、健康診断の結果に応じて個別にケアをしてもらえる等、健康面への配慮も行き届いています。そうしたところから生まれる『社員を大切にする』という雰囲気が大きいのかなと思います。社内文書で「人材」を「人財」と表現するのも、社員を大切にするタダノの考え方の表れのひとつと言えますね」

 

タダノの企画スタッフ職は、香川・高松という生活のしやすさに軸足を置きつつ、自分が関心を持った仕事に思う存分挑戦できる環境だ。世界をまたにかけた管理部門の仕事を極めることも、海外の事業部に挑戦することも。香川という安心できる環境に根を張りつつ、自分に合った選択肢に挑戦していく。そんな“いいとこ取り”の働き方が実現できる環境が、タダノにはある。

 

●タダノの採用ホームページはこちら

http://www.tadano.co.jp/recruit/

 

制作:四国経済連合会
取材:一般社団法人四国若者会議

 

四国へ就職・転職し、ご活躍中の皆さんへのインタビューを通じて、
四国の企業やUIJターンに関する情報をお届けします。

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