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「地域に貢献したい」という想いを持つ人こそやりがいを持てる地方銀行の仕事

  • 株式会社百十四銀行
  • 2022.12.21
  • 香川県高松市他

「地域のことが好きで、地域に貢献したいという想いを持っている人は多いです。そういう想いを持っている人こそやりがいが大きいと思います」

インタビューの中で、こんな言葉が返ってきた。話を聞いたのは、香川県の第一地方銀行として、長年地域の経済を支える百十四銀行で活躍する女性社員のお三方。「地域に貢献したい」という想いを持つ若者が増える中で、地方銀行のキャリアはその選択肢のひとつであり、お三方曰くそんな想いを持つ人こそやりがいを持てる環境だという。それぞれのキャリアについて話を聞くと、異なる役割を担いながらも、百十四銀行の社員が共通して「地域」への強い想いを持っていることを改めて感じた。

 

〈インタビュー相手〉

■ 角森 愛美(つのもり えみ)さん:株式会社百十四銀行 融資部 船舶ファイナンス室 調査役。香川県観音寺市出身。関西の大学を卒業し、百十四銀行に入社。丸亀支店、今治支店、神戸支店での勤務を経て現職。2022年より行外派遣制度を利用し、香川大学大学院地域マネジメント研究科(MBAコース)に在学中。総合職。

■ 栗生 侑香(くりう ゆか)さん:株式会社百十四銀行 経営企画部 広報・SDGs推進室。香川県さぬき市出身。東京の大学を卒業し、百十四銀行に入社。三本松支店での勤務を経て、社内公募制度に応募し現職。エキスパート職。

横田 結(よこた ゆい)さん:株式会社百十四銀行 志度支店ライプランアドバイザー/渉外担当。香川県東かがわ市出身。東京の大学を卒業し、百十四銀行に入社。三本松支店、津田支店での勤務を経て現職。エリア総合職。

 

(インタビュー中の角森さん(左)・栗生さん(中)・横田さん(右))

(インタビュー中の角森さん(左)・栗生さん(中)・横田さん(右))

 

――Uターンで香川に戻ること、百十四銀行に就職を決めた理由

角森さん・栗生さん・横田さんはお三方とも香川県出身。県外の大学に進学後、新卒で百十四銀行に入社を決め、香川にUターンした。学生時代の関心、Uターンを決めた理由、就職で地方銀行を選択した想い等、百十四銀行に就職するまでについて話を聞いた。

角森:観音寺市出身で、高校まで地元で暮らし、関西の大学に進学しました。商学部で、経済や経営、起業家論等を学び、ゼミでは地域の活性化、特に商店街の活性化をテーマに学びました。模擬的に株式会社を立ち上げ、期間限定で飲食店の経営を行う等の活動をしていました。関西の小規模な商店街は衰退傾向ですが、香川ではさらに衰退が進んでいるという実態から、何かしら自分の力で地域を活性化できることがないかと漠然と考えていました。また、経済や経営を学ぶ中で、経済を循環させるには資金が必要で、企業に資金を貸すことができる銀行は大きな力を持っている、銀行の中でも地方銀行ならば地域貢献や地域経済の活性化に携われると考えました。

就職活動の軸としては、学び続けられる環境があること、ひとつの業務を続けるよりもいろいろな業務を経験できる会社が良いと考えていました。自分にどのような業務が向いているかが分からなかったこともあり、業界・業種は幅広く受けましたね。その中で、銀行であれば、様々な業種の方とお話しする機会があり、多様な人々との交流を通じ見識を深め、銀行業務の中で自分に向いていることを見つけながら、学び、成長し続けられるのではと考えました。メガバンクも受けましたが、中でも百十四銀行には人の温かさを感じ、働きやすいイメージを持っていました。都会の方が選択肢は多く、より大きな仕事ができる一方、香川では大きな仕事はできないのではないかと漠然とした不安も感じました。一方、学生から社会人になる急激な環境の変化の負荷は大きいことから、関西で就職した場合ひとりで社会人生活ができるかという不安も感じました。家族も香川に戻ってきてほしいと話していて、まずは親元に戻る方がいいかな、また生まれ育った場所が貢献すべき場所かなと考え、最終的には百十四銀行を選びました。家族の存在は決断する上で大きい要因でした。

栗生:私はさぬき市出身で、マスコミ関係の仕事に興味を持っていたこともあり、東京の大学に進学しました。ただ、大学で過ごす中で自分の将来を考えるうちに、いろいろ迷いが出てきて、就職活動時はひとつの業界・業種に絞ることなく、様々な会社を受けました。今振り返ると、「人と接する仕事」というのが軸になっていたと感じます。私が就職活動をしていたのは、リーマンショックの直後。精神的にも体力的にもかなりしんどかったです。そんな中、合同説明会で百十四銀行のブースを見つけたときに、すごくホッとしたことを覚えています。採用担当の方の話を聞くうちに、自分が働く姿をすんなり想像できて、選考を受けました。

実は実家が商売をしていて、幼少期に店の手伝いをしていると、よく百十四銀行の方が来てくれていました。そのような環境で育ったので、百十四銀行には、幼いころから親しみを感じていました。行員さんが楽しそうに仕事をしている姿が印象的で、両親も行員の方をすごく信頼していました。そのように強い信頼関係を築けるのは、地域に密着している金融機関だからこそ。お客様にそこまで信頼してもらえる仕事はなかなかないと思います。そういった関係をお客様と築きたいと思ったのも百十四銀行を選んだ理由の一つです。

就職活動を始めた頃は香川に帰ることは全く考えていなくて。東京で過ごした4年間は、とても充実した日々だったのですが、同時に香川の良さにも気づけた4年間でもありました。最後まで東京で働くか香川で働くか迷いましたが、東京の満員電車で揺られて働くよりも地元で働く方が自分らしいと思えたのが最終的な決め手です。

横田:私は東かがわ市の出身で、高校まで地元で暮らしました。高校からフェンシングを始めて、競技に打ち込みました。その後、東京の大学に進学し、大学4年の12月まで試合に出場していました。大学では、スポーツ科学を学び、体育の教員免許を取得しました。

就職活動では、まず部活の先輩たちの話を参考に聞くことから始め、業界や業種に強いこだわりはなかったので、いろいろな業界を受けながら情報収集しました。実家から東京で開催される香川県に本社のある企業説明会の資料が届いたこともあり、香川に帰ってきて働いたらどうかという家族の想いに応えたい気持ちもあったので、高校から同じ大学に進学したフェンシング部の同期と地元の企業を調べるようになりました。また、高校時代にお世話になった先輩が銀行で働いていたので、話を聞いて、参考にさせていただきました。

就職活動をする中で、地域のため、人のためになる仕事がいいと考えていたことや、人と関わり、話を聞くのが好きであることもあり、銀行であれば人の役に立てることがあるかなと考えました。更に、福利厚生がきちんとしていて、土日が休みということも重視して活動をしました。そういった活動の中で、長く住むことを考えると地元に帰って働きたいという想いも強くなり、百十四銀行を受けました。

 

(角森さん(左)・栗生さん(中)・横田さん(右)ー百十四銀行の応接室)

(角森さん(左)・栗生さん(中)・横田さん(右)ー百十四銀行の応接室)

 

――ひとりひとりが異なる役割を担いながら取り組む、地域に根ざした業務

百十四銀行には、総合職/エリア総合職/エキスパート職の3つの職種がある。全国転勤も経験しながら幅広い業務を担う総合職、住むエリアを限定しながらエリアの中で様々な役割を担うエリア総合職、働くエリアと業務や役割をフォーカスしたエキスパート職という棲み分けで、角森さんは総合職、横田さんはエリア総合職、栗生さんはエキスパート職として勤務している。職種変更は、1年ごとに希望を出すことが可能で、職種変更した場合でも3年ごとに変更が可能となっている。それぞれの担う業務や役割の違いや、お三方がこれまで経験してきた業務について話を聞いた。

角森:入行15年目で、営業店で9年、本部で5年半勤めています。営業店は丸亀・今治・神戸で3年ずつ勤めました。入行前から「営業担当者として経営者の方と話したい」という希望があったのですが、最初に配属された丸亀支店では、融資を担当することなく3年間が過ぎました。今治支店で初めて融資業務を担当したのですが、一般的な融資ではなくシップファイナンス(船主さんが船舶を購入する資金をご融資する)業務を担当し、住宅ローンも経験していない状態で先輩に一から融資を教えてもらい3年間を過ごしました。その次の神戸支店では、融資強化店に指定されていて、店舗の貸出残高を3年で大きく増やすミッションが課され、業務に邁進しました。

現在は融資部で、海運業向けの融資審査、営業店支援、取引先支援を担当しています。シップファイナンスを取り扱う金融機関は、今でこそ増えてきましたが、あまり全国でも多くないんです。当行では銀行全体の総貸出のうち、約10%を海運関連産業向けが占めています。海運関連産業は、「船」を造る造船会社、「荷物」を運ぶオペレーター、「船」を所有し提供する「船主」など多岐にわたる業者が密接に関わりあっており、一般的に『海事クラスター』とよばれています。そのメッカと言えるべき場所が瀬戸内圏にある愛媛県今治市です。日々、支店の得意先担当と連携して融資の詳細を話し合ったり、海外取引先との融資契約書類が英文であることから英文が読める担当者が契約書を読み、弁護士とやりとりを行っています。その他にも船舶登記のための海外の海事局とのやりとりやブローキング(取引の仲介)している商社との連携、船舶の保険会社とやり取りなど、プロジェクトには行内外にわたり想像以上に多くの方が関わっています。また、融資部は、一般的には審査部門のため営業店と対立するイメージを持たれがちですが、百十四銀行は融資部が営業関連部門に属しており、営業店の案件をどう実現するか営業支援の役割も担っています。

最も印象に残っているのは、銀行員として初めて稟議書を書いた船の竣工式に出席したことですね。造船所の方々に、船主、荷主、運航する海運会社、保険会社、商社など様々な方がプロジェクトに関わっていることを改めて感じ、銀行員として融資を通じプロジェクトに参画させて頂いていることに感動しました。

日本は島国なので、人々が消費するモノやその原料は海外から船で運ばれてくるものが多く、その社会インフラを担う海運業に銀行員として微力ながら携わっていることにやりがいを感じています。百十四銀行は創業から140年以上続いているので、長くお取引いただいているお客様が多く、特に当行は船舶融資を他行に先駆けて行っていたこともありお取引先との距離が近く、そんなお客様とずっと良いお付き合いをさせていただけていることにもやりがいを感じます。

 

(お話を伺った角森さん)

(お話を伺った角森さん)

 

栗生:最初は三本松支店に配属になり5年間勤務しました。窓口を担当した後に、約1年半預かり資産営業を担当しました。その後、半年に1回本部の様々な部署から出される公募情報を見た際に、入行時に百十四で働く人のことをまとめた冊子をもらったことを覚えていて、やりがいがありそうな仕事だと思い、経営企画部の広報CSRグループ(現:広報・SDGs推進室)の公募に応募し、希望が叶い、現在6年間勤務しています。

私の所属する広報・SDGs推進室は、課員が3人で、ひとりが社内ニュースを動画で配信、ひとりがIR等の外部向け広報、私が社内報を担当しています。社内報は、社内のコミュニケーションを活性化することが1番の目的だと思っているんですが、裏テーマとして社内報から会社を変えていくというくらいの想いを持っています。経営層と行員の架け橋になるようなものをつくりたいという想いがあり、経営層のメッセージを伝えるのはもちろんですが、逆に行員の考えを経営層に伝えるためにアンケートを実施し、結果を載せたりしています。

社内報以外にも様々な広報活動の仕事をしています。その中で、一番心に残っているのは、140周年プロジェクトです。2018年に百十四銀行は創業140周年を迎え、その記念プロジェクトを広報担当として取りまとめました。お客様向け、行員向け、地域向け、それぞれに向けて何をするか、様々な部署の代表が集まり協力しながら施策を形にしました。ディスカッションの中でも「地域の人に支えられているからこそ」という話が出て、1つの企業が140年続くことのすごさを改めて感じました。節目のタイミングに、広報担当としてプロジェクトに関われたことは大きな経験だったなと思います。

 

(お話を伺った栗生さん)

(お話を伺った栗生さん)

 

横田:最初の配属は栗生さんと同じく三本松支店で、一緒にお仕事させていただきました。3年間、出納係と窓口を担当しました。4年目から隣の津田支店に異動し、預かり資産の提案等の個人向け営業を担当しています。現在は津田支店と志度支店が統合により、ひとつになり、志度支店で働いています。主に個人のライフプランに応じた資産運用の提案・相談を行っています。先輩から引継いで担当する古くからのお客様がいる一方、新規開拓の飛び込みの営業や電話でのセールスにより、自らアポイントを取って深耕を図り、定期的にお伺いさせていただくようになったお客様もいらっしゃいます。

ご高齢の方が多い地区なので、将来の備えや相続対策の話は、家族間でもなかなか話が進まず、込み入った内容となることもあります。何回もお会いして信頼関係を築き、お客様にとってより良い提案を行うことで「相談してよかった。ありがとう。」と感謝の言葉を頂いたときは、この仕事をやっていて良かったと思います。また、毎期高い目標に向かって業務に取り組む中で、津田支店に所属していたときに預かり資産の営業の成績が全店で上位になったことで、自分も支店の成績に一役買えたことも印象に残っていますね。

やはり地元のみなさんのお役に立てること、第一地方銀行としてお客様のお金の価値を守ることを念頭に日々活動しています。こちらからの情報提供やご提案でお困りごとを解決できたとき、心を開いて様々な相談をしてくれたときはやりがいがあるなと思います。

 

(お話を伺った横田さん)

(お話を伺った横田さん)

 

――働く環境としての百十四銀行、暮らす場所としての香川に感じること

香川以外の場所で暮らした後に香川にUターンした3人に、百十四銀行の働く環境や、香川の生活環境について感じることを聞いた。

栗生:地域のことが好きで地域に貢献したいという想いを持っている人が多いと感じますし、そういう想いを持っている人こそやりがいが大きいと思います。社風としては、真面目で、人好きな人が多いという印象です。

横田:その人のキャリアプランにもよると思いますが、私のような立場であれば聞き上手で、人の役に立ちたいという想いで仕事に取り組める人が合っていると思います。女性としての目線では、プライベートも仕事もどちらも大事にして頑張れることは大切だと思います。

角森:やはり地域の金融機関なので、地元のことが好きで地元に貢献したいと思っている方が合っていると思います。あとは地道に努力できる人が向いているかなと。

日本でもダイバーシティの概念も浸透してきていると思いますし、ありがたいことに弊行は女性に優しい企業文化なんですよね。当行で働いていて女性だから損したという経験はあまりなく、若い世代の方々には、性別に囚われることなく自分の考え方や発想を大事にしてほしいと思います。

あと、Uターンして感じたことは、交通の不便さです。丸亀支店時代、実家の観音寺から丸亀までの電車の本数が少なく、電車を1本逃したときの時間のロスが大きかったことが辛かったです。ただこれは人口が増えないとなかなか改善しない問題で難しいですね。

栗生:人の距離が近い、世間が狭いと感じることも多いですね。名字が珍しいので、窓口で親戚の話をされたり、前の支店の担当のお客様が異動になった後も覚えてくれていて話しかけてくれたりということがありました。

横田:慣れ親しんだ土地でやりがいのある仕事に取り組めて、私は香川に帰ってきてよかったと思っています。ただ、交通の便はあまりよくないので、バスやJRの本数が減っていて、1本逃すと待ち時間が長くて。お客様には孫のようにかわいがってもらえて、数字が取れなくても野菜をたくさんもらって帰ることもよくあります。

 

(百十四銀行から撮影した高松市中心部の様子)

(百十四銀行から撮影した高松市中心部の様子)

 

――百十四銀行の業務を通じて、これから地域や社会に貢献したいこと

最後に、百十四銀行の業務を通じてこれから挑戦したいことや、地域や社会に貢献したいこと、これからのキャリアのビジョン等について話を聞いた。

角森:自分の力を活かすことができて、地域に貢献できる業務であれば何でも取り組みたいと思っています。地域に貢献するという点では、取引先支援というのは銀行業としてありますが、先日徳島の神山町に行ってきて、あのような地域活性化の取り組みを企画できればと漠然と考えています。四国は観光資源がたくさんありますよね。父母ヶ浜は幼少期からきれいだなと思っていましたが、Uターンで戻ってくると驚くほどに活性化していて、魅力ある場所だと改めて感じました。インバウンドはこれから回復すると思うので、東京や京都や北海道に訪れたあと、より深く日本の自然や文化を楽しみたいという外国人のニーズに対し、四国の観光資源をPRし、四国で日本文化の体験等を通じ、交流人口を増やしつつ移住人口を増やすような取り組みができればと思っています。

今年から香川大学大学院地域マネジメント研究科(MBAコース)に通い始めたのですが、元々学生時代から経営者や起業家、研究者や専門家にリスペクトがあって、そういう方の話を聞き、自ら学ぶことで今までとは違った角度で物事を考える力を養い、引き出しを増やしたいという想いがありました。例えば前期は、統計的な分析やマーケティングリサーチについて学びました。戦略立案する前にお客様から頂いたアンケートをクロス集計し、様々な統計的分析手法を通じ仮説検証する重要性を学び、データに基づいた分析は、今後欠かせないスキルであると感じました。昨今、銀行員は、コンサルティング能力を求められていることから、ただ事業計画をつくるだけでなく、お客様のニーズを汲みつつ市場データに基づいた分析をし、将来的にはより踏み込んだ戦略をご提案できるよう学びを深めたいと考えています。

銀行はお客様からの信頼が1番大事だと思うので、それを変えてはいけないと思いますが、お客様から見て「百十四銀行はそんなこともやっているんだ」と思われるような、今までにない取り組みをやっていきたいですし、行員全員がわくわくしながら仕事ができるような組織へと進化していけたらいいなと思います。

栗生:今は社内報の担当で社内向けの情報発信が主ですが、今後は社外向けに百十四銀行の魅力や地域の魅力をお伝えできるような仕事をしてみたいです。今は情報が溢れていて、どの銀行を選ぶか、選択肢が多すぎて選ぶのが難しいと思うのですが、困ったときに百十四銀行に相談しようと思ってもらえるような百十四の魅力を発信する仕事に挑戦したいです。具体的には、公式SNSがまだ活用し切れていないので、もう少し上手く活用できたらと考えています。

あと、昨年11月に現在の広報・SDGs推進室が設立されたのですが、SDGsという大きなテーマをいただきました。その領域で関心があるのは金融教育です。学校からのニーズも大きく、出張授業等を行う機会も増えました。生きていく中でお金はすごく大事なので、小さい頃からの金融知識の学習を、銀行として体系的にお手伝いできればと思います。

私は百十四銀行がすごく好きで、入行したときに女性の課長さんに「自分の働いている会社のことは好きでいて欲しい」と言われ、すごく影響を受けました。女性でそういう想いを持って活躍してきた先輩がたくさんいて、その背中を見て仕事を続けることができたので、自分もそういう存在になりたいと思っています。働く人に百十四銀行のことを好きになってもらいたい、そのお手伝いができればと思います。

横田:今は資産運用で関わることが多いですが、ローン業務や様々なコンサルティング業務についても勉強していきたいと思っています。お客様1人1人のライフプランに応じてお金の価値を守り、適切なご提案ができる行員を目指したいです。また、仕事の中で地元を盛り上げたいという方と多く接する機会があるので、銀行としてそのようなお手伝いができればと考えています。地域の魅力を発信するような分野にも将来的に関心があります。

四国の第一地銀の行員が集まる研修の参加者に選んでいただき、30年後・50年後のあるべき銀行の姿というテーマでプレゼンやディスカッションをする予定です。また、私はこの仕事が好きで長く続けたいなと思っています。将来家族が増え、時短勤務や急な休みが必要なケースがあるかもしれませんが、家庭環境が変わっても銀行の制度をうまく利用しながら、仕事も家庭も大切にして頑張りたいと思います。

 

 

●百十四銀行の採用ページはこちら

 

制作:四国経済連合会
取材:一般社団法人四国若者会議

 

四国へ就職・転職し、ご活躍中の皆さんへのインタビューを通じて、
四国の企業やUIJターンに関する情報をお届けします。

 

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