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【津野ローカルトーク】農業・林業・ミッション選択…四国カルストのまち・高知県津野町の“地域の魅力を守り育てる人”募集

  • 2021年12月12(日) 17:00~19:00(開場16:30)
  • GOOD OFFICE 有楽町(東京都千代田区有楽町2丁目10-1 東京交通会館 6F)or オンライン参加
    JR線「有楽町駅」 徒歩1分
    https://goodoffice.work/locations/yurakucho/access

地域資源を活用し自分に合った関わり方を選び生業をつくりながら、津野町の“地域の魅力を守り、育てる人”

日本最後の清流といわれる四万十川の源流点がある、四国カルストのまち・高知県津野町。

澄み切った空気とおいしい水。そんな大自然のある高知県津野町は、町の90%を森林が占める山間の町で、土佐の三大銘茶のひとつと言われるお茶の産地です。

農業の6次産業化、持続的な森林経営、他、地域資源を活用し自分に合った関わり方を選び生業をつくりながら、津野町の“地域の魅力を守り、育てる人”を募集します。

12/12(日)に東京・有楽町にて、高知県暮らしフェアの開催と併せ、津野町の地域おこし協力隊の働き方の説明や、実際に津野町で生業をつくるキーマンとつながり交流するイベントを開催します(遠隔の方はオンライン視聴も可)。会場では、今回ゲストでご参加する、三原さんの津野茶や茶製品、嶋さんの薫製製品を振る舞います。

※イベントの申込フォームはこちら

 

【募集する地域おこし協力隊(下記3つのミッションより選択できます)】

■茶業振興:茶産業の復興・6次産業化
津野町の特産品の一つに「お茶」があります。
古くから受け継がれてきた津野町の茶業も、近年の高齢化や担い手不足により生産者が減り、荒廃茶園が増え、産地としての維持が危ぶまれています。
そんな中、平成30年、茶製品の販売に携わっていた三原大知さんが、「自分の手で茶をつくりたい」という思いで長野県から移住。地域おこし協力隊として、荒廃茶園の整備に取り組み、茶商品を開発するなど茶業における6次産業化に取り組んでいます。
それでもまだまだ津野町の茶業を維持し育てていくには人手が必要です。荒廃した茶園の整備をさらに進め、新しい茶製品の開発をより多く行い、つの茶や新しい茶製品の普及とPRを展開し……茶業の復興・6次産業化のさらなる実現のために、まだまだ取り組むことは山積みです。三原さんとも連携しながら、茶業の復興に取り組んでいただく地域おこし協力隊を募集します。

三原さん作業写真2_s

津野町桂の茶畑2_s

■林業振興:持続的な森林経営の実現
近年、「自伐型林業」という採算性と環境保全を両立する持続的な森林経営が注目されています。森林の経営と施業を自ら(または山林の所有者と共同で)実施し、所有と経営を一致させた自立的な林業の形態です(従来は森林の経営者が施業を外部業者に委託し、所有と経営が分離した林業が一般的でした)。
かつて津野町では、自伐型林業で生計を立てる林家が多く活躍していましたが、高齢化などで年々減少し、管理が行き届かない森林が増えているのが現状です。
しかし、近年では、町も森林の管理に改めて注力し始め、町有林をフィールドに林業のノウハウを蓄積する作業員が増え、林業従事者から自伐林家の道に進んだ若者が生まれ始めてきました。
見知らぬ土地で未経験の林業に携わることは不安かもしれませんが、津野町では町有林をフィールドに町と連携しながら林業のノウハウの蓄積ができ、そこから自伐型林業に移行するキャリアがあり、実際に自伐型林業を実現する先輩もいる豊かな環境です。
町の豊かな森林をフィールドに、林業の先輩方に一から山の手入れを学びながら、ゆくゆくは自伐型林業を生業とすることを目指す、そんな地域おこし協力隊を募集します。

町有林作業写真2_s

■ミッション提案型:自分に合う関わり方
津野町は、見渡せば360度星空のパノラマが魅力の四国カルスト天狗高原、石積みの棚田に代表される美しい農村風景、1000年以上受け継がれてきた津野山古式神楽、などなど自然と歴史と文化に恵まれた町です。
しかし、多くの山間地域と同様に、少子高齢化による人口減少は深刻な影を落としつつあり、少しずつ活気もなくなっているのが現状です。
この状況の中、地域ならではの“モノ”の魅力を発掘・発信しながら、地域の人とともにまちを元気にしてくれる隊員を募集します。ご自身の今までのキャリアや、興味関心に合わせた関わり方・生業をつくることが可能です。イベントのゲストの嶋祐也さん・彩香さん夫妻や、蛭田彩人さんのキャリアもぜひご覧ください。
まちづくりに興味のある方、田舎の人とのコミュニケーションをとることを楽しめる方、自らの経験や能力を活かしたいと思っている方。大自然のある津野町で、元気で意欲的に働いてくれる隊員を大募集です。

※津野町のとある集落のファンになった大学生がつくるYouTube『とっとこ鍋太郎』

協力隊集合写真2_s

四国カルスト天狗高原の星空0802-3_2s

四国カルスト_s

 

【イベントに参加する津野町の地元プレイヤー】

■ 三原 大知さん|茶産業の復興・6次産業化
長野県安曇野市出身。前職でお茶製品の販売に携わっていた中、「自分の手でお茶をつくりたい」という想いから、2018年12月に津野町に地域おこし協力隊として着任。津野茶産業の復活に取り組む。耕作放棄地だった茶畑からの再生・出荷を実現し、津野茶の6次産業化に取り組む。地域起こし協力隊の任期終了後も茶産業を継続。

■ 嶋 祐也さん・彩香さん|観光振興・趣味を活かした燻製工房起業
千葉県出身。大学卒業後、オフィス用品メーカーに勤務した後、2019年5月に観光振興をミッションとした地域おこし協力隊として着任。Instagramの運営や、津野町の地域資源を体験するイベントの企画を担当。地域おこし協力隊の任期終了後は、趣味のアウトドアを活かし、燻製品の工房のオープンを計画。彩香さんは、津野町の宿泊施設「せいらんの里」に勤務。

■ 小沢 俊介さん|自伐型林業・持続的な森林経営
香川県出身。大学進学を機に東京へ。東京農業大学で森林の座学、実技を学び、2002年から津野町の町有林の整備を行う町有林班として勤務。林業のノウハウを蓄積した後、2020年4月、目標としていた自伐型林業従事者として独立。現在、幼稚園から高校生までの4人の子どもを育てながら、奥様にも林業を手伝ってもらい、森林とともに生活中。

■ 蛭田 彩人さん|地域活性化・ミッション提案
神奈川県出身。東京工業大学/一橋大学卒業後、2020年より地域おこし協力隊として「地域活性化」をミッションとして活動中。廃校を活用した地域の宿泊施設を拠点として、宿泊施設の補助と新たな観光体験の創出に取り組む。床鍋地区「森の巣箱」の活動支援、まちづくりネットワークfuu-hot活動支援等に従事。また、副業として、「蛭田塾」「梼原高校公営進学塾“ダッパン塾”」「“総合”の時間アドバイザー」などを手がける。

※津野町の地域おこし協力隊の活動が、いろいろな生き方や働き方を伝える「日本仕事百貨」にも詳しく紹介されていますので、こちらもご覧ください。

 

【タイムスケジュール(予定)】

16:30 受付開始
17:00 開会・オープニング
17:15 津野町の地元プレイヤーの活動紹介
17:30 地元プレイヤーと関係をつくるグループトーク
19:00 閉会
※ 閉会後、会場で希望者は19:30頃まで個別相談の時間を設けることができます。
※ 同日・同会場にて、高知暮らしフェアも開催されています。

 

【津野町に住む人が感じる、津野町はこんなまち】

■すべての自然と食の“源”、日本一きれいな水があるまち
・四万十川と新荘川の源流点、きれいな川が生活の一部
・きれいな水からつくられる手間暇かけた無農薬野菜やお茶等の豊かな食

■まち全体がひとつの家族、温かいつながりに溢れるまち
・心を開ける関係、明るく穏やかな笑顔、みんなが知り合いとなる深いつながり
・採れたての野菜や豊かな食を近所におすそ分け

■子どもたちみんなが津野町を好き、地元愛が育まれるまち
・豊かな自然に密のない施設、親子ともストレスを感じず思い切り遊べる環境
・近所の大人とも友達の関係、身近な大人との間にある安心できるつながり

■豊かな自然や古き良き建物を舞台に若者が挑戦、それを尊重する風土のまち
・良い意味で手つかずの自然や田畑に古き良き建物、若者が利活用できるフィールドが無限大
・若者の新しい挑戦を喜び受け入れ後押しする温かい空気と地元のつながり

■四国を見下ろす異世界が体験できる天狗高原、圧倒的豊かな自然を持つまち
・四国カルストから見る他にはない景観に星空、そして豊かな川がすぐ側に
・静かで広大な自然が育む心のゆとりと豊かさ

 

※地域おこし協力隊の募集の詳細はこちら

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